アイフルで一括返済する方法は？具体的なやり方や流れ・解約との違いも解説します

「借りたお金を一括返済したいけど、どうすればいいの？」
「アイフルで一括返済したら、そのまま解約になる？」

消費者金融でお金を借りた場合は、毎月少しずつ返済するのが一般的です。
ただ何らかの事情でまとまったお金があるなら、残債をまとめて返済するのも選択肢の一つ。

この記事では、アイフルへの一括返済に関する内容を解説していきます。

事前に一括返済の仕組みを理解することで、通常よりもお得に利用しましょう。

アイフルへの一括返済の仕組みとメリットは？

そもそも一括返済とは、借り入れ残高を一度にすべて支払うことです。
残高の額に制限はないので、どれだけ返済額が残っていても利用に問題はありません。

一括返済をするメリットは主に以下の3つです。

中でも特に特徴的なのは、支払う利息の総額が少なくなることでしょう。
借金は返済が長引くほど利息が多くなるので、返済額にも大きな違いが生まれます。

しっかり計画を立てて一括返済することは、アイフルを利用する上でお得な手段です。

アイフル一括返済のやり方と流れ

アイフルで一括返済をするには、以下の3ステップが必要です。

事前に把握しておかないと、返済がうまくいかない恐れもあるので注意しましょう。

①返済日を決める

前提として、一括返済は指定されるのものではなくあくまでも任意のものです。
普段の額より高くなるケースもあるので、自分にとって無理のない日を返済日に設定しましょう。

一括返済により支払い総額が減っても、当面の暮らしに困るようでは元も子もありません。

全体として自分のメリットになるかどうかをしっかり検討することが重要です。

②返済日当日の借り入れ残高を確認する

返済日を決定したら、その日の借り入れ残高を確認しましょう。

アイフル会員ページへログイン後、以下を足し合わせた額が完済すべき金額となります。

自分で計算するのが不安な人は、会員専用ダイヤル（0120-109-437）に連絡して完済金額を教えてもらうことも可能です。

ただし借り入れ残高は、必ず一括返済をする日に確認する必要があります。
アイフルの利息は日割りでつくため、その日ごとに残高が変化するためです。

たとえ1円でも残高が残っていたら、完済したことにならないので注意しましょう。

③振り込みなどで一括返済する

完済金額が判明したら、振り込みなどの方法で一括返済しましょう。
返済した時点で借金は0円となり、その日以降に利息が積み重なることはありません。

証明が欲しい場合は、アイフルに問い合わせて完済証明（アイフルでは残高証明書）を郵送してもらいましょう。

返済後にそのまま契約しておくか、解約するかは自分の状況にあわせて検討してください。

アイフルで一括返済する具体的な方法

アイフルで借り入れたお金を一括返済する方法は、以下の3つです。

どの手段を選んでも完済可能ですが、利便性や制約に若干の違いがあります。
三者三様の仕組みになっているので、特徴を把握した上で選択しましょう。

銀行口座への振り込みで返済

銀行口座で返済する場合は、会員ページ記載の返済用口座に振り込む必要があります。
メリットとしては、1円単位で返済できるため借り入れ残高をぴったり0円にできること。

またネット銀行を使えばアプリから振り込みできるため、利便性もいいと言えるでしょう。

ただ金額は指定銀行によって異なるものの、振込手数料がかかかるので注意してください。

アイフルの店舗窓口で返済

近所にアイフルの店舗があるなら、窓口で返済するのも選択肢のひとつです。

1円単位で返済できる他、必要金額をスタッフがその場で教えてくれるメリットも。
借り入れ残高に関するミスが最も少ない返済方法と言えるでしょう。

また手数料もかからないため、返済という面だけでみれば最も安上がりな方法です。

ただし必ずしもアイフルの店舗が近所にあるとは限らないので、気軽に利用できる人は多くないかもしれません。
※アイフル店舗検索

コンビニや銀行の提携ATMで返済

アイフルでは、コンビニや銀行の提携ATMでも一括返済できます。
数も多くアクセスしやすいので、お出かけのついでに返済することも可能です。

一括返済の際は金額が1万円超であることが多いので、220円の手数料を想定しておきましょう。

セブン銀行・ローソン銀行のATMがおすすめ

ATMによる一括返済をする場合は、セブン銀行やローソン銀行がおすすめです。

コンビニは数も多く足を運びやすいので、思い立った日にすぐ実行できます。

またコンビニATMは気軽に利用できるため、周りにバレずらい点も好都合な点でしょう。

アイフルで一括返済する時の端数の扱い

ATMで一括返済する際は、1,000円単位でしか入金できないため端数の扱いに注意しましょう。

例えば借り入れ残高が12,001円で12,000円を返済したとしても、1円の残高が残ります。
わずか1円ですが、これでも完済したことにはなりません。

ATMを利用して端数まで完済するには、多少多めに入金する必要があります。
上記の場合には、13,000円を入金すれば無事に完済できるということです。

多めに入金した分は「預り金」という扱いになり、後日以下の方法で返金してもらえます。

自分のやりやすい方法で返金手続きを進めてみてください。

アイフルの一括返済は解約ではない

アイフルで借りたお金を一括返済しても、契約が解約されるわけではありません。
何も手続きをしなければ契約はそのまま残り、いつでも借り入れできる状態が続きます。

一括返済をしただけの場合と、解約をした場合の違いを以下の表にまとめました。

解約しない限りは利用中とみなされ、信用情報機関に情報が提供されるので注意してください。

アイフルを解約すべきか判断する基準

一括返済を済ませた後も契約を続行するかは、以下のように考えましょう。

近いうちにお金が必要になる可能性がある方は、契約しておくとセーフティネットになります。

しかしそうでない場合、アイフルは解約しておくことをおすすめします。
借金をしなくて済む他、他社のローン審査に通りやすくなるメリットがあるためです。

多少の手間はかかりますが再契約も可能なため、解約するデメリットは特にありません。

アイフルによる「一括返済催告状」ってなに？

前提として、通常一括返済は借りている側が任意で行うものです。
ただし返済を滞納していると、アイフルから「一括返済催告状」が届くことがあります。

以下のように、4段階のうち3段階目の行程として送られてくるので注意してください。

法的手続きに進む一歩手前なので、催告状が届いたら切羽詰まった状況と言えるでしょう。

このような状況に陥らないように、返済計画はしっかり立てておくことをおすすめします。

アイフルに返済できない時の対策

どうしてもアイフルに返済できない場合は、債務整理を検討しましょう。

ただし信用情報に金融事故として記録されるため、以後クレジットカードやカードローンの利用が難しくなります。

一番やってはいけないのは、そのまま放置してしまうこと。
法的手続きに進み、最悪の場合は裁判が行われ財産の差し押さえになる恐れがあります。

債務整理について無料相談したい人は、以下の公共機関を利用しましょう。

事態が悪化する前に、できるだけ早く相談して対処してください。

アイフルの一括返済に関するQ&A

Q.一括返済した後の契約書はどうなる？

一括返済した後も契約を続行するなら、契約書を意識する必要はありません。

一方で今後利用する予定がない方は、解約後に郵送か店舗受け取りで契約書類を返却してもらうことができます。
※店舗で返却してもらう場合は、保管場所から契約書を取り寄せる必要があります。

ただし申し込み当日の返却はできないので注意しておきましょう。

また解約後はローンカードが不要になるため、ハサミなどで細かく切り刻んで処分しておくことも忘れないようにしてください。

Q.アイフルへ多めに返済したい時のやり方は？

一括返済の他に、自分で決めた金額を上乗せする随時返済という方法もあります。
払える範囲のお金を通常の返済額に上乗せすることで、期間や利息を縮小する手段です。

随時返済を残高の全額まで引き伸ばしたものが、一括返済と捉えるとわかりやすいでしょう。

その方法として用意されているのは、以下の2つです。

多めに返済された分は、借り入れ金額の元金に充当される決まりになっています。

完済までの期間がより短くなるので、余裕がある人は積極的に利用しましょう。

Q.アイフルの完済確認はどこでできる？

完済できたか確認する方法としては、以下の3つがあります。

会員ページで確認する場合、「残高」「利息」「その他費用」が0円かチェックしてください。

0円になっていれば、アイフルからの借金は完済したことになります。

一括返済を積極的に利用して返済総額を減らそう

アイフルには一括返済の仕組みがあるため、利用すれば支払い総額を減らすことができます。

長く借りるほど利息は増えていくので、予定より早く返済できるならそれに越したことはありません。

ただし、無理のない範囲で返済していくことが大切です。
この記事を参考に一括返済の仕組みを理解し、ぜひ活用してみてください。