「リクルートカードを作るか迷っている」
「リクルートカードでポイントが貯まったら何に使えるの?」
今回は上記のような方のために、リクルートカードの特徴について徹底的に解説します。
- リクルートカードの概要
- リクルートカードのメリット・デメリット
- リクルートカードで貯まったポイントの活用方法
- リクルートカードを利用すべき人の特徴
- リクルートカード申し込みの流れ
事前にポイント還元率の詳細やメリット・デメリットを知って、お得に活用しましょう。
Contents
リクルートカードの特徴は?年会費や締め日を紹介
(出典:リクルートカード公式HP)
リクルートカードは、年会費が永年無料・無条件で還元率1.2%のクレジットカードです。
貯まったポイントは幅広いサービスで利用できる他、提携サービスを使うと還元率が最大21.2%になることも。
また海外・国内旅行損害保険も無料で付いてくるなど、使い勝手のいいカードと言えます。
最初の1枚にピッタリな特徴を持ち合わせているので、初めてクレジットカードを作る方におすすめです。
発行手数料・年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | MasterCard / VISA / JCB |
付帯保険 | 海外旅行:最大2,000万円 国内旅行:最大1,000万円 ショッピング:年間200万円 |
申し込み条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
発行元 |
|
締め日 | 毎月15日 |
支払日 | 翌月10日 ※支払日が土・日・祝日の場合は翌営業日 |
すでに他のクレカを持っている方は、以下記事も併せてご覧ください。
クレジットカードは何枚持ちが最強?おすすめの組み合わせや注意点を紹介します
リクルートカードを利用する6つのメリット
以下では、リクルートカードを利用するメリットを並べました。
※タップで詳細ページにスクロールします。
リクルートカードならではの特徴もあるので、ぜひ確認してみてください。
無条件で還元率1.2%と高水準
リクルートカード最大のメリットは、決済するだけで1.2%のポイントが貯まること。
一般的にクレジットカードの還元率は、1%以上なら高還元率カードであると言えます。
他のサービスとの紐付け不要で使う場所を選ばなくとも1.2%というのは、年会費無料のクレカとしてトップクラスの高水準です。
他のクレジットカードと比べ、特に意識しなくてもポイントが貯まりやすいでしょう。
「カードの使い分けや面倒な手続きをしたくない」方にピッタリのクレジットカードです。
ポイント還元率を重視する方には、「楽天カード」の利用もおすすめです。
楽天カードの審査に落ちる原因と対策!実際の審査難易度や発行までの流れも紹介
オンラインサービス利用で最大21.2%還元
リクルートのオンラインサービスを利用すると、還元率が大幅にアップします。
各サイトや利用方法によって、通常の還元率1.2%にポイントが上乗せされる仕組みです。
サービス名 | ポイント還元率 (基本還元率+上乗せ還元率) | 備考 |
じゃらん | 3.2〜11.2% (1.2%+10.0%) | <10.0%還元プランの利用> 11.2%還元 |
ホットペッパー ビューティー | 3.2% (1.2%+2.0%) | – |
ホットペッパー グルメ | 1.2〜11.2% (1.2%+2.0~10.0%) | <お食事券の購入> 最大11.2%還元 <ネット予約・来店> 予約人数×50ポイント |
有名なサービスを利用するだけで、ポイントを効率よく貯められるでしょう。
電子マネーのチャージでポイントの二重取りも可
電子マネーのチャージに利用すると、2つのサービスのポイント二重取りが可能です。
例えば0.5%の「楽天Edy」なら、1.2%に0.5%が上乗せされ合計1.7%分入手できます。
ただしカードの国際ブランドにより、チャージの対象となる電子マネーは異なるので注意してください。
電子マネー / 国際ブランド | MasterCard / VISA | JCB |
モバイルSuica | 1.7~2.2% (1.2%+0.5~1.0%) | 1.7~2.2% (1.2%+0.5~1.0%) |
nanaco ※2020年3月で新規登録終了 | 1.7% (1.2%+0.5%) | 1.7% (1.2%+0.5%) |
楽天Edy | 1.7% (1.2%+0.5%) | ー |
SMART ICOCA | 1.7~51.2% (1.2%+0.5~50%) | ー |
電子マネーへのチャージをポイント付与の対象外とするクレカも多い中、リクルートカードでは付与されるので積極的に利用しましょう。
「ID」や「quickpay」を使う方は、「オリコカード」をチェックしてみましょう。
オリコカードザポイントの口コミ評判は悪い?メリット・デメリットや審査難易度を紹介
海外・国内旅行の損害保険やショッピング保険が無料付帯
リクルートカードには、旅行やショッピングの保険が無料で付帯しています。
旅行損害保険は代金を支払うのを条件とし、旅行中の事故・病気や怪我の治療・携行品の破損などを幅広く補償。
ショッピング保険では、カードで購入した品物の破損や盗難などの損害を購入日から90日間・年間200万円まで補償します。
どちらもカード送付時から無料で利用できますが、適用の諸条件はリクルートカードの公式HPからご確認ください。
海外での利用も視野に入れている方は、「ACマスターカード」も要チェックです。
ACマスターカードの審査は甘い?実際の口コミ評判からわかる特徴を詳しく解説します
リクルートカードは年会費が永年無料
リクルートカードの強みは、高還元率にも関わらず年会費が無条件で無料であること。
高還元率のカードは、「初年度のみ年会費無料」「年1回利用すれば無料」といった条件があるケースが多いです。
カードの年会費を払いたくない方は、ぜひリクルートカードの利用を検討してみましょう。
家族・ETCカードが年会費無料で追加可能
リクルートカードは、家族カードやETCカードも年会費無料で追加可能です。
家族利用分も本会員のポイントに合算できるので、効率よくポイントを貯められます。
またETCカードとは、有料道路など通行料金の支払いでポイントが貯まるカードです。
高速道路を利用した際、通行料100円につき1.2%の還元率でポイントが貯まります。
ただしカードブランドがMastercard・Visaの場合は、新規発行手数料として1,100円(税込)必要になるので注意してください。
審査なしでETCカードを作りたい方は、以下記事も確認してみましょう。
審査なしでもETCカードは作れる!即日発行可能なおすすめのクレジットカード10選をご紹介
リクルートカードを利用する3つのデメリット
以下では、リクルートカードのデメリットをご紹介します。
※タップで詳細ページにスクロールします。
利用中のギャップを避けるため、事前に目を通しておきましょう。
nanacoへの新規登録チャージは不可
リクルートカードは2020年3月から、電子マネーnanacoクレジットチャージサービスの新規登録ができなくなりました。
これからリクルートカードを利用する場合、nanacoへのチャージはできません。
※すでに登録済みの方は利用可能です。
尚現在nanacoへのチャージサービス登録ができるのは、セブンカードシリーズのみです。
電子マネーチャージ利用分は3万円のポイント付与上限あり
電子マネーのチャージでポイントが加算される際、給付される金額は月額3万円までです。
合算金額が3万円を超えたチャージ分は、ポイント加算の対象外となります。
リクルートカードから電子マネーチャージをする際は、以下の2点に注意しましょう。
- 利用金額上限は「すべての電子マネーの合算金額」が対象
- 月間の集計期間は毎月16日〜15日まで
例えば10月20日に「楽天Edy」へ3万円チャージした場合、11月5日に「モバイルSuica」へチャージしてもポイントは付きません。
3万円を超えるなら効率的にポイント貯めるため、他社のカード利用も視野に入れましょう。
海外旅行損害保険・国内旅行損害保険は利用付帯
旅行損害保険を使うには、旅行代金をリクルートカードで支払いする必要があります。
カードを所持しているだけで適用になる「自動付帯」ではないので注意してください。
旅行損害保険が付いていると安心せずに、保険の適用条件もよく確認しておきましょう。
海外保険の自動付帯を求める方は、「エポスカード」の利用がおすすめです。
エポスカードの審査は甘いし瞬殺?審査時間や審査落ちする要因について解説します
リクルートカードのポイント確認方法
リクルートカードで貯まったポイントは、以下いずれかの項目から確認できます。
- ポイント通帳画面
- リクルート関連サービスの各サイト画面(じゃらん等)
- リクルートから届く「ポイント関連お知らせメール」
また残高を確認する場所によって、表示されるポイント数は異なります。
リクルート関連で確認した場合、利用できないポイントは除いて表示されるためです。
保有している全てのポイントを知りたい際は、「ポイント通帳画面」から確認しましょう。
尚ポイントには有効期限があるので、こまめに確認して失わないよう注意してください。
リクルートポイントおすすめの使い道3選
以下では、特におすすめなポイントの使い方を並べました。
特にこだわりがない方は、上記の中から自分に合った使い道を探してみて下さい。
「Pontaポイント」や「dポイント」とポイント交換する
リクルートポイントは、「Pontaポイント」や「dポイント」と等価交換が可能です。
(1ポイント=1ポイント)
通常リクルート関連で使える範囲が限定されますが、交換すれば幅広いサービスで利用できます。
特にPontaポイントは、以下のように使える店舗が多いです。
- コンビニ関係(ローソン等)
- 飲食店関係(ケンタッキー・すき家・ココス等)
- 旅行関係(じゃらんnet・日本航空(JALマイレージバンク)等)
- 家電関係(コジマ・ビックカメラ等)
またAmazonの支払いで使えるdポイントとも交換できるので、ぜひお得に利用してください。
アマゾンの利用頻度が高い場合は、「JCBカードW」の利用も検討してみましょう。
JCBカードWの評判はどう?利用するメリット・デメリットや審査難易度を徹底解説します
JALマイルに交換して旅行に使う
Pontaポイントやdポイントを経由すれば、JALマイルに交換し航空券の購入に使えます。
(2ポイント=1マイル)
Pontaポイントを交換するには無料の「JMB×Ponta会員登録」が必要ですが、会員限定のキャンペーンにも参加可能です。
貯めたリクルートポイントをJALマイルに交換して、お得な旅を楽しみましょう。
「リクルートかんたん支払い」に使う
リクルートかんたん支払いを対象サービスで使えば、手軽で安全な買い物が楽しめます。
リクルートかんたん支払いとは、リクルートIDを使って支払いできるサービスのこと。
通常ネットショッピングの際はカード情報やセキュリティコードを入力しますが、リクルートIDとパスワードのみで決済できます。
個人情報を利用サイトに入力する必要がないので、手間が少なく安全に利用できるのです。
利用できるサービスは限られていますが、積極的に活用していきましょう。
クレカのセキュリティ面が心配な方には、「三井住友カード(NL)」もおすすめです。
三井住友カード(NL)の審査基準や難易度は?利用するメリット・デメリットも紹介
リクルートカードはこんな人におすすめ!
以下では、リクルートカードを利用すべき方の特徴をまとめました。
- カードの使い分けをせず、高還元でポイントを貯めたい
- リクルートのオンラインサービスを利用する
- 年会費無料の便利なクレジットカードがほしい
年に数回でもリクルートのサービスを利用する人であれば、持つ価値は十分にあります。
また永年無料のため、「とりあえず1枚クレカを持っておきたい」方にもおすすめです。
リクルートカードへ申し込む流れ
前提として、リクルートカードの申し込みはオンライン上で行う必要があります。
申し込む際は以下の手順に沿って手続きを進めましょう。
- リクルートID発行の会員登録
※すでにIDがある場合は不要 - リクルートIDでログイン
- カードの国際ブランドを選択
- カード申込情報の登録
すでに「リクルートカードID」がある場合は、②からスタートしてください。
①リクルートID発行の会員登録
リクルートIDを持っていない場合は、まず会員登録してIDを取得する必要があります。
- 公式HPの「カードのお申込みはこちら」を押す
- 「新規会員登録へ」のボタンをクリック
- メールアドレスを入力
- 「仮登録メールを送信」を押す
- 届いた仮登録メールの認証キーを入力
- 個人情報を登録
リクルートから届いた仮登録メールの認証キーは、必ず30分以内に入力しましょう。
最後に名前・生年月日・性別・パスワードを記入したら、会員登録手続きは終了です。
②リクルートIDでログイン
リクルートID・パスワードでログインしたら、国際ブランドの選択画面に進みましょう。
尚、この後に手順で入力する申し込みに必要な情報は以下の通りです。
- 本人情報
(住所・電話番号・生年月日・職業など) - 勤務先情報
(会社名・郵便番号・所在地・電話番号など) - 引落口座に指定する金融機関の口座情報
申し込みをスムーズにするため、事前に必要な情報を揃えておくことをおすすめします。
③カードの国際ブランドを選択
リクルートカードでは、以下いずれかから希望の国際ブランドを選択できます。
- MasterCard
- VISA
- JCB
各発行会社の案内に従って、利用規約の確認や必要な情報を入力していきましょう。
繰り返しになりますがETCカードを作る場合、MasterCard・VISAだと手数料がかかります。
またJCBは、一部の電子マネーへのチャージに対応していないので注意して下さい。
(楽天Edy・SMART ICOCA)
④カード申込情報の登録
最後に会員情報の入力や支払口座の設定を行ってください。
引き落とし口座は「オンライン口座振替サービス」「口座振替依頼書」から選択可能です。
口座振替依頼書は郵送などの手間が生じるためオンライン口座振替サービスをおすすめします。
案内に沿って必要な情報を全て入力し送信すれば、申し込み完了となります。
状況にもよりますが、審査結果の連絡は申し込みから1営業日ほどで届くでしょう。
また手元にカードが届くまでは1週間程度かかるので気軽に待ってください。
※基本的にリクルートカードの審査で在籍確認は行われません。
クレジットカードをすぐに発行したい方は、以下記事をご確認ください。
即日発行できるクレジットカードおすすめ8選!店頭受け取り・スマホ利用可能なクレカもご紹介
リクルートカードに関するQ&A
Q.リクルートカードでポイント対象外となるものは?
リクルートカードを利用した場合でも、以下はリクルートポイント加算の対象外です。
- カード発行手数料
- ショッピングリボ払い手数料
- 分割払い手数料
- キャッシング1回払い(国内・海外)ご利用分
- キャッシングリボご利用分
- カード再発行手数料
- 遅延損害金
- リクルートカード年会費
- JCBカードブランドのチャージ
上記以外にも、一部ではポイントの対象外になるケースがあります。
詳細が気になる方は各カード会社に確認してみてください。
Q.リクルートポイント加算タイミングは?
以下にリクルートポイントが加算されるタイミングをまとめました。
通常 | 支払った月の11日 |
リボ払い・3回以上の分割払い | 初回支払い月 |
2回払い | ふた月に分割 |
リクルートの期間限定ポイントは、キャンペーン実施時に明示されたタイミングで加算されるので事前に確認しておきましょう。
高還元率1.2%のリクルートカードを賢く利用しよう
リクルートカードは基本還元率が1.2%と高水準のため、日常的に使うクレカに最適です。
電話代・公共料金・新聞購読料の支払いにも使えるので、ポイントがどんどん貯まります。
また年会費は無料のため、利用してみて使い勝手を確かめたい方にもおすすめです。
最大21.2%還元になるので、リクルート関連のサービスを使う時は積極的に利用しましょう。